2014年6月16日月曜日

【田舎暮らしの理想と現実 - 田舎暮らしは甘くない 第3回】 空気がうまいはウソ

どうも、皆さん、こんにちは。
リカリポラボ所長のリカポンタス=リカゾウです。
今日も価値ある情報をお届けします。










皆さん、山に登って深呼吸・・・う~ん、空気が美味しい♪ は分かります。
ですが、田舎の場合思いの外、それが当てはまりません。

※山口県東部を中心とした実体験からの素直な感想を赤裸々に語っております。
   同じ田舎でも、所変われば実態が異なる場合もあります。
   その点、ご理解の上、お読み下さい。
   また、時に言葉が過ぎる場面があるかもしれません。
   その時は大きな心でご容赦頂けたら幸いです。
   経験は宝です。
   百聞は一見に如かずとも言います。
   実情を知った上で、それでも敢えて田舎暮らしに臨まれる事は大いに結構だと思います。
   この記事は、田舎暮らしを否定しようと言うものではありません。
   ただ、実態を知っておいて損はないと思います。
   是非、一度シリーズを通してご覧になって下さい。
   見えなかったものが見えてくるかも知れませんから。
   都会で築き上げた生活や仕事を捨てて出てきて、後でしまったと思っても後の祭りです。
   転ばぬ先の杖。
   後悔先に立たずです。

◆ 煙だらけ


先ず、第一に挙げられるのが、煙の多さです。
そこら中、煙・なのです。
前回もお話しましたが、自然が多い分、草刈り倒木の日々です。
田舎は、田畑も多いです。
当然、雑草が生えてきます。
雑草や刈った草をどうするかと言うと、燃やすのです。
ついでに、家庭ごみなんかも燃やしている人もいます。
そうなると、野焼きです。
野焼きは基本的に違法なのですが、地域によっては許されていたりしますし、言っても、素直に聞き入れてはくれません。
ただでさえ臭いのに、家庭ごみが混じっていますので、匂いは強烈です。
勿論、田畑に限りませんよ。
一般家庭でも野焼きは多いのです。
焼却炉なんか設置されている家庭すらありますから(^_^;)
あちこちで煙がよく上がっています。

しかも、野焼きや焚き火のみならず、お風呂は薪でというご家庭がまだまだ多くあります。
よく、玄関脇や庭に薪が積んであるのを見かけます。

更に言えば、田舎はお寺が多くあります。
お寺の朝は、これまた早いのです。
早朝から、焚き火をするので、窓を開けて寝ていると大変な騒ぎになります。
気がついたら、部屋中煙だらけになっています。

◆ 排気ガスだってすごい


第二に挙げられるのが、排気ガスの多さです。
ご存知の通り、田舎は車社会です。
車なくしては、買い物にもいけませんし、何も出来ません。
従って、車は一家に一台ところの騒ぎではありません。
一人一台なんてお宅もあるくらいです。

更に、大型トラックが多く行き交います。
都会の様に道が多くありません。
殆どが一本道ですので、必然的に皆集まるんです。
だから余計に臭いのです。

農家が多いから、軽トラ率も尋常ではありません。
道が単純で広いので、皆さんの運転テクニックは、お世辞にも良いとは言えません。
ですので、マニュアル車である軽トラを運転されるお年寄りは、レッドゾーンいっぱいに引っ張ってから変速します。

グギャーーーンンン!!!

と、けたたましい音を立てて走り去っていきます。
アクセル全開なので、排気ガスも物凄いです。


◆ 洗濯物は外干し出来ないし、窓は開けっ放しに出来ません


焚き火や野焼きといい、排気ガスといい、とにかく田舎は多いのです。
ですので、洗濯物外にはとても干せません
外に干したら、匂いはつくし、灰はつくし、却って汚れてしまいます。
それに、話題から逸れますが、黄砂もよく飛んできますし、PM2.5も心配です。

また、窓なんか開けっ放しにしていたら、家中煙だらけになります。
カーテンや壁紙、ソファー、ベッドに匂いがついてしまいます。

ですので、我が家も空気の入れ替えに最適な時間を見つけ出し、短時間だけ開けて、後はエアコンのお世話になりっぱなしです。
必然的に、電気代もあがります(_ _;)

田舎は、週末やお休みの日に、非日常を味わいに行くところだなと、つくづく感じます。
田舎は、ホント、住むには厳しい場所なんです。



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