2014年5月30日金曜日

【2020年東京オリンピック - このままで良いのか?カタカナ英語】 第1回 <シ・Se, Si, Shi, Chi, Thy>

どうも、皆さん、こんにちは。
リカリポラボ所長のリカポンタス=リカゾウです。

2020年東京オリンピック開催が決まりましたねぇ。
テレビでも言っていましたが、今後英語を学ぼうとする人年々増えていくことと思います。
国も子供の英語教育開始年齢引き下げを発表しましたし、テレビでも連日、これでもかという程、沢山のカタカナ英語が飛び交っています。
一部のカタカナ英語は既に日本語として定着してしまって、『それって、日本語で何ていうの?』って聞いても答えられないものさえありますよね。
例えば、Design(デザイン・ディザイン)なんて、よく使うのに日本語で何て意味か直ぐに答えられないんじゃないですか?(笑)

Scene (シーン)は、少し前まで、『場面』って言っていたのを覚えていますか?
CM は、『コマーシャル』って言っていたのは、どうですか?

日本語の環境はどんどん変化していきますね。
変化自体は、勿論良いのですが、グローバル化が進む日本で、未だにカタカナ表記のままってどうなんでしょう。
日本語に無い発音も、それほど多いわけでは無いのだから、早く手を打ち、テレビ等を利用して、子供のみならず、大人にも浸透させるべきだと思うんです。

段階を追って変えていくのなら、まずはカタカナ表記から変えていって欲しいと切に願っております
私は、このカタカナ英語の表記と発音こそが、日本人を英語から遠ざけている張本人だと考えています。

◆  第一回  <シ・Se, Si, Shi, Chi, Thy>


日本人が発音しづらい音の代表と言えば、L と R ですね。
難しい発音は後回しにしておいてもっと身近で、簡単に修正できる音からアプローチしてみませんか?
それが、  <シ・Se, Si, Shi, Chi, Thy> の音です。
本当はそれぞれに発音の仕方が異なるのに、一緒くた(=全てごちゃまぜにして一つにしてしまう事の意)にしてしまっているのをお気づきですか?

テレビでも頻繁に登場する代表例が、

  • シーン (Scene)
  • シーズン (Season)
  • シリーズ (Series)
  • シンプル (Simple)
  • シー (Sea)
  • シーエム (CM)
  • シチュエーション (Situation)
  • シミュレーション (Simulation)
  • ヘルシー (Healthy)
などなど、これらの言葉を耳にしない日はありません。
一番組中何十回も耳にするので、皆さんにはこれらの発音の方に慣れてしまっているはずです。
英語の辞書を見ると、Sの項目が最も多いので、テレビでの登場頻度も必然的に多くなるのも頷けます。
ですが、英語の発音を学んだ者からすると、どうも、この日本語的という発音に生理的不快感(違和感)を感じて仕方がないのです。
耳の奥がムズムズして、あまりの不快感にキャーと絶叫したくなるのです(笑)
黒板を爪で引っ掻いた時の気分です(^_^;)

◆ では、どう表記するのか?


では、どの様に表記すべきでしょうか。
一番良いのは、最初に述べた通り、カタカナ英語は廃止して、キチンとたアルファベット表記に変え、皆で正しい発音に慣れ親しむ事です。
テレビを使えば、直ぐに浸透するはずです。
頻繁に英語の発音コーナーを設けて、毎日少しづつでも慣らしていけば、2020年までに一体どれだけの単語を覚えられるでしょうか。
発音なんて、1年もあれば、ほぼすべての人に浸透するでしょう。
是非、そうなって欲しいものです。

しかしながら、それではあまりに急すぎるし、カタカナの立場が・・・というご意見もあるかもしれません(笑)
であるならば、せめて、

  1. <Se, Si, Thy は スィ
  2. <Shi, Chi は、
と表記を改めて頂きたいのです。

スィは、スイではありませんよ。
アルファベットのCスィです。
例えば、

  • Scene は、スィーン
  • Seasonは、スィーズン
  • CMは、スィーエム
  • Simpleは、スィンプル
  • Situationは、スィチュエイション
  • Simulationは、スィミュレイション
  • Seaは、スィー (Sheは、シー)
  • Seatは、スィート (Sheetは、シート)
Thyの発音は、本来上下の歯で下を挟んで発音するのですが、対応するカタカナがないので、新たに作成するか、それまでは近い音のスィーを使う事で随分とマシになります。
  • Healthyは、ヘルスィ
Thyではありませんが、Sexyも(セクスィー)です。

見慣れないと違和感を感じるかも知れませんが、直ぐに慣れます。
私達日本人は、どんな環境の変化にも直ぐに慣れてきたのですから、これくらい朝飯前のはずです。



◆ 使える英語を学ぶなら、何より先ず発音と多読


これから英語を学ぼうという方もう一度英語にトライしようという方、使える英語を学びたいのなら、先ずは発音をしっかりと学んで下さい
自分で発音出来ない英語は聞き取れないと言います。
私もそう実感しています。
ゆっくりと話してもらえれば、聞き取れるかも知れません。
ですが、ネイティブ同士の間に入ったら、どうでしょうか?
手も足も出ないのではないでしょうか?

英語を学ぶなら、多読(朗読)を優先的に、文法のお勉強は基本を押さえておけばOKです。
多読すると、文章の構成などが不思議とつかめてくるものです。
先ずは簡単なものから読み始めます。
万が一、単語の意味が分からなくても読み続けて下さい。
文章構成を掴むためにも、読み続けて下さい。

日本語の本を読む時、ちょっと意味の分からない言葉が出てきても、なんとなく理解して読み進められますよね。
同じ言葉が何度も出てくれば、なんとなく意味を推測する事も出来ます。

英語の本も同じです。
色々な本を多読(朗読)して下さい。

リスニングは、YoutubeHuluレンタルビデオなどで耳を慣らしましょう
ゆっくり過ぎる英語音声教材を使っても、あまり役に立ちません。





0 件のコメント:

コメントを投稿